Saturday, March 08, 2008

Max Klinger





Max Klinger (マックス・クリンガー)
1857年2月18日ドイツのライプチヒ生まれ、1920年7月5日没。
Symbolist painter、sculptor、printmaker。
Max Klinger は、ドイツ表現主義を代表する作家で、制作した作品の中では版画による作品がとりわけ素晴らしい。
Adolph von Menzel (アドルフ・フォン・メンツェル) や Francisco de Goya (フランシスコ・デ・ゴヤ) の etching のファンだったそうだ。

以下、茅野市美術館で開催された 「マックス・クリンガーとドイツ表現主義の版画」 展に合わせ公開された小林宏子という方の text を引用しておく。

マックス・クリンガー(1857‐1920)は、とりわけ版画というジャンルにおいて名声を確立しました。
物語性の強い連作版画や、古今東西の音楽や思想、文学などが反映されたクリンガー独自の作品スタイルは、近代版画の新たな時代を築くとともに、次世代の芸術運動に大きな影響を与えました。
(中略)
クリンガーによる繊細な銅版画、ドイツ表現主義の作家による単純な力強い線を持つ木版画など、作家により技法や作風の違いはあります。しかし、「眼に見え ないものを眼に見えるようにする」「芸術における精神の深さを重要視する」というドイツ芸術の志向が、各作品の背後に息づいています。

新たな時代へ動き始めた19世紀末から20世紀初頭にかけてのドイツ社会の「精神」、「予感」のようなものが作品から感じ取れるでしょう。他方、クリン ガー作品は日本で『白樺』によって紹介されたという経緯があります。これに着目し本展覧会ではクリンガーと白樺派との関わりについて提示します。

Wikipedia
History of Art: Max Klinger
Ciudad de la pintura - La mayor pinacoteca virtual
Max Klinger: Ein Handschuh (A Glove) 1
artshore 芸術海岸
茅野市美術館 マックス・クリンガーとドイツ表現主義の版画
ファンタジーの部屋

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